阿智村で上清内路奉納煙火

文化・芸能

[ 2017年 10月 7日 土曜日 14時12分 ]

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 阿智村清内路の上清内路諏訪神社で6日、秋季例祭が行われ300年の伝統を誇る県無形民俗文化財の手づくり煙火が奉納された。降りしきる雨の中、煙火同志会が準備を重ねてきた大仕掛け花火、大三国が奉納され、訪れた氏子や遠方からの観客を感動させた。

 花火製造資格を持つ上清内路煙火同志会が7月の寄付集めから、炭焼き、火薬作り、仕掛け作りなど3カ月間かけて準備を重ねてきた。

 火薬の配分や製造法も秘伝とされる青紫色の幻想的な光が魅力的な「ブドウ棚」を皮切りに、人気キャラクターのミニオンズを描いた大きな車輪が回転する「大巴車(シャクマ)」、木人形が綱を一輪車で移動する「ピノキオ」などの仕掛けが点火された。

 雨のため、170メートルの谷に架かる「大滝」(ナイアガラ)や綱火など一部の仕掛けは思うように点火しなかったものの、小学生が花飾りを作った「花傘」やスターマインの原型ともいわれる「棚火」、木馬が回転し会場全域を手筒で彩る「メリーゴーランド」など大迫力の花火が繰り広げられた。

 フィナーレの大三国では、当日に9時間ほどかけて火薬を詰めた大きな竹筒から火の粉が噴出。訪れた人々は、ドヤからアゲまで多彩に変化する火の勢いと、激しい雨を吹き飛ばす同志会員の盛大なきおいに見入っていた。

 下清内路諏訪神社・建神社の奉納煙火は14日に行う。修繕した囲い櫓は13日から展示する。

  

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