阿智村で下清内路神社秋季祭典奉納煙火

文化・芸能

[ 2019年 10月 16日 水曜日 15時22分 ]

 阿智村清内路の下清内路諏訪神社、建神社の秋季祭典奉納煙火が13日、繰り広げられた。地域住民でつくる「下清内路煙火有志会」(門野祐一会長)が1カ月半かけて製作してきた伝統の手作り花火が会場に詰めかけた観衆を魅了した。

 江戸時代から伝わり、県の無形民俗文化財にも指定されている手作り花火。下清内路では各組ごとに伝えてきたが、連合青年を経て現在は有志会で受け継いでいる。花火作りは炭焼きから全て手作り。花火の種類ごとに炭に硫黄と硝石を混ぜて火薬を作り、準備を続けてきた。

 この日の大仕掛けでは、境内を「綱火」が走り、3カ所に設けた囲い櫓(やぐら)の仕掛けに点火。「シャクマ」や「花傘」が音を立てて回転し、大迫力の「大噴水」が周囲に火の粉を吹き散らすと境内が歓声に包まれた。

 クライマックスの大三国では、有志会員が全身で火の粉を浴び、足踏みをしながら掛け声を上げてきおった。諏訪神社に続いて建神社へも同様の花火が奉納された。

 松本市の男性(67)は6日に上清内路地区で行われた奉納煙火に続いて観賞。「地域の人たちによる手作り花火は松本の方にはない文化で、初めて見た。とても感動し、興奮している」と話していた。 

◎写真説明:下清内路の奉納煙火

  

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