阿智村の上清内路諏訪神社秋季例祭

文化・芸能

[ 2016年 10月 7日 金曜日 15時46分 ]

003上清内路花火

 阿智村清内路の上清内路諏訪神社で6日、秋季例祭が行われ、280年以上の伝統を誇る県無形民俗文化財の手作り花火が奉納された。満天の星空が広がる晴天に恵まれ、綱火で次々と自動点火される大仕掛け花火、長さ1・8メートルの大三国が奉納され、訪れた氏子や遠方からの観客を楽しませた。

 花火製造資格を持つ上清内路煙火同志会(櫻井信和会長)の60人余が7月の寄付集めから、炭焼き、火薬作り、仕掛け作りなど3カ月間かけて準備を重ねてきた。阿智村内の他地区や隣接する南木曽町、飯田市の人々も連夜、清内路を訪れて作業を手伝った。

 青紫色の幻想的な光が魅力的な「ブドウ棚」を皮切りに大きな車輪が回転する「大巴車(シャクマ)」、木人形が綱を一輪車で移動する「ピノキオ」などの仕掛けが次々と点火された。

 久しぶりに復活した「トリプルシャクマ」では大中小の3つの車輪が次々回転し、「銀河ロード」では不死鳥の綱火が180メートル向かいの山に飛ぶと「日本一」の焼き字が浮かび上がった。

 170メートルの谷をトンボやチョウが行き交い大滝(ナイアガラ)が彩った。このほか「大噴水」、「メリーゴーランド」など大迫力の花火が繰り広げられた。

 フィナーレの大三国では、火薬約19キロを詰め込んだ長さ1メートル80センチの大きな竹筒から火の粉が噴出し、同志会員が盛大にきおった。煙火同志会の櫻井会長は「天候に恵まれ、事故なくできたのも神様のおかげ。会員が一生懸命作ってくれた花火は大変素晴らしかった」と話していた。

  

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