飯伊4会場でプレフェスタ開く

文化・芸能

[ 2010年 7月 26日 月曜日 10時42分 ]

 8月5―8日に開かれる「いいだ人形劇フェスタ2010」に向けて、開幕前にフェスタの気分を味わえる恒例の「プレフェスタ」が23、24日の両日、飯田下伊那地域の4会場で開かれた。子どもから大人まで大勢の人々が会場に足を運び、開幕まで間近に迫ったフェスタへの期待を高めた。

 人形劇フェスタの開幕前にムードを高めようと、公民館主事会が企画する恒例の催し。初日には大人向け、2日目は全年齢向けの公演を開いた。

 23日夜は鼎公民館で劇団4団体が出演する「大人向け」が開かれ、会場には定員を大きく上回る200人以上の人々が詰め掛けた。

 一番手は「ましゅ&Kei」。ましゅさんのギターにあわせて客席からKeiさんが登場すると、風船を使ったパントマイムを披露したり、手ぶくろをはめた手によって人やブランコを表現したり。 「茶問屋ショーゴ」のショーゴさんは、「ピエロのサーカス」の演目で指人形を使った劇を上演。綱渡りや玉乗りに失敗してばかりのピエロのユニークなしぐさに、会場からは大きな笑いが起こった。

 続く「げきだんはてな」は着物を着た首のない人形に団員が頭をのせて、人形の腕を動かしながら軽妙な笑いを誘う古典小噺を、人形劇団ひとみ座はパントマイムで小川未明原作の「野ばら」を静かに演じた。

 また再度登場したましゅ&Keiが、ドレスをまといながらハンドベルで「天国と地獄」を演奏すると、ハンドベルを置いたテーブルの下部が開いて中からたくさんの人形が現れフレンチカンカンを披露。会場は突然始まった人形たちの踊りに驚きながら、その光景に見入っていた。

 公演の最後には出演者全員が楽器を演奏しながら舞台に現れ、「人形劇フェスタで会いましょう」と呼び掛けていた。

 3人の子どもたちと訪れた女性(31)=飯田市下殿岡=は「子どもたちは最後まで座って見ていて、楽しんでいたみたい。ショーゴさんは前に見たときより面白かった」と感想を語った。「フェスタには毎年行っていて、子どもたちもお腹の中にいた時から参加している子もいる。ことしも楽しみ」とほほ笑んでいた。

 24日は松尾公民館、竜丘公民館、南信濃地域交流センター(南信濃公民館)で人形劇団ひとみ座、げきだんはてな、茶問屋ショーゴが1団体ずつ公演を行った。

 「いいだ人形劇フェスタ2010」の参加証ワッペン(3歳以上、700円)と有料公演のチケットは、公民館などの取り扱い窓口で好評発売中。問い合わせは飯田文化会館内のフェスタ実行委員会事務局(電話0265―23―3552)へ。

  

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