飯沼神社氏子総代会が本伐祭

文化・芸能

[ 2015年 11月 20日 金曜日 9時41分 ]

 来年4月10日の御柱祭に向け、飯田市上郷の飯沼諏訪神社氏子総代会(櫛原利喜夫総代長)は19日、用材を伐採する「本伐祭(ほんぎりさい)」を黒田の野底山で行った。100人が入山し、前回より20センチほど太い2本を倒し、木遣り歌を山の中に響かせた。

 見立てた用材はモリアオガエルの繁殖地近くにあり、幹周りはいずれも2メートル四十数センチ。神事に続いて伐採班の7人が斜面で「一之柱」から斧を入れた。

 倒す方向にV字の切れ込みを入れ、最後に逆方向からくさびを打ち込むと、用材は大きな音を立てて倒れ、木遣り衆が上に乗って「奥山の大木が里に下りて神となる ヨーイサー」と歌い上げた。

 櫛原総代長は「大勢の人に参加していただき、思った以上に順調にできたことをうれしく思う。氏子の皆さんは今日を契機に『やるぞ』という気になってくれたと思う」と話していた。

 山出しは今月25日に行い、仮安置する丹保まで運搬する。4月10日の曳行(えいこう)は午前8時から行い、今回から恒久化した「御柱街道」を通る。

 クライマックスは300段の石段を豪快に曳(ひ)き上げる場面。実行委員会はリニア時代を見据え、1年前からポスターを貼るなどして地域の魅力としてアピールしている。

  

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