飯田お練りまつりに向け、東野大獅子保存会が始動

文化・芸能

[ 2010年 1月 19日 火曜日 8時31分 ]

 3月26―28日、飯田市街地で開く飯田お練りまつりで、メーンとなる出演団体の1つ、東野大獅子保存会(塩沢直人保存会長)は17日、飯田市錦町のシルクホテルで初めての全体会議となる総会を開いた。約300人が出席し、新役員の承認、今度のスケジュール等の確認を通じて、当日の舞披露へ士気を高めた。

 冒頭、塩沢保存会長は「地域の不景気を吹き飛ばすような舞の披露に期待する声もある。6カ町が一致団結して、東野大獅子ここにありという姿を見せなければ」とあいさつ。10月の市街地丘の上で開催される全国獅子舞フェスティバルへの出演依頼があることについて「検討していきたい」と述べた。

 今後の主なスケジュールは、24日に竹割り、屋台仮組、胡桃伐木を行い、2月7日に東野公民館で安全祈願祭を実施。翌8日から各担当練習に入り、3月1日から合同練習を開始する。

 メーン出し物の一つ東野大獅子は重量30キロの大獅子頭による幌獅子舞。発祥はいまからおよそ350年前で、地域の武運と安泰繁栄を願い大宮諏訪神社に加護祈念したことに始まる。1715(正徳5)年の未満水の翌申年以来行われるようになったお練りまつりに、東野大獅子として出演したのは1908(明治41)年から。日本国の能の原典と言われる宇天王の優美華麗な舞をはじめ、勇壮豪快な頭、妙技な笛太鼓の調べが三位一体となって織りなす一大絵巻は郷土芸能の圧巻と言える。

  

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