飯田で国際会議が開幕 人形劇のAVIAMA総会 アジアで初開催

文化・芸能

[ 2018年 8月 11日 土曜日 14時00分 ]

アジアで初開催となったAVIAMA総会(飯田市で)

 飯田市など人形劇を支援する世界各国の都市が集う「AVIAMA(人形劇の友・友好都市国際協会)」のアジアで初となる総会が11日、市内で開かれた。オブザーバーを含め、計8カ国16都市の市長や代表ら約50人が出席した。総会は初めて一般にも公開。市はリニア時代の目指す地域像「小さな世界都市」に向けた「大きな一歩」にも位置付けた。

 午前9時に開会。会場の飯田信用金庫本店大会議室(本町)には市民ら約100人が足を運び、人形劇の国際賞や奨学金制度の創設提案などを盛ったプロジェクト計画などの討議過程を見学した。新たな提案や改善案も積極的に出されるなど、活気ある国際会議の様子に触れた。

 2011年9月設立のAVIAMAには総会開始時点で10カ国15都市が加盟。これまでのプロジェクトとして、加盟都市の紹介を兼ねた人形劇の制作やパネルの巡回展示などを手掛けている。

 7回目という今総会には、友好都市提携30周年を迎えた飯田市とフランスのシャルルヴィル・メジェール市をはじめ、スペイン・トローサ市、ベルギー・トゥルナイ市、チェコ・ピルゼン市、ポーランド・ビアウィストック市の加盟6カ国6都市がテーブルを囲んだ。

 さらなるネットワークの広がりを期待し、国内の兵庫県南あわじ市やスペインのセビリア市など人形劇と関わりのある4カ国10都市もオブザーバー参加した。

 飯田市の牧野光朗市長はアジア初の開催を「重要な機会」ととらえ「AVIAMAのネットワークが大きく広がり、広く世界規模の都市協会となるよう期待する」とあいさつ。クローディンヌ・ルドゥ会長は「人形劇は共通の言葉を持ち、全ての人間が享受できるものであり、平和な世界の建設に貢献するもの」と強調した。

 ルドゥ会長は今総会で提案したAVIAMA賞と奨学金制度について「当協会の目標である人形劇、人形劇師、加盟都市の振興に寄与するため特に期待したい」と説明した。

 総会では、相互通訳を交え、前年の活動や会計の報告、今年のプロジェクト計画などを協議。「新たな加盟都市、アジアでも仲間を増やしたい」(牧野市長)との思いから、オブザーバー都市によるプレゼンテーションもあった。

 午後の非公開の理事会では、賞創設や新たなプロジェクトの具体的な検討のほか、6年任期の満了に伴う初の役員改選や加盟申請があった2都市の承認審査などを行う。

  

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