飯田交響楽団が定期演奏会開く

文化・芸能

[ 2012年 10月 19日 金曜日 9時16分 ]

 飯田交響楽団(矢高仰児団長)はこのほど、第19回定期演奏会を飯田市高羽町の飯田文化会館で開いた。ドボルザークのスラブ舞曲第8番とチェロ協奏曲、ベートーベンの交響曲第5番「運命」など名曲に挑戦。ソリストとしてゲスト出演したチェリストの三森未來子さんとともに息の合った演奏を繰り広げ、ホールいっぱいに訪れた観客を楽しませた。

 三森さんは東京芸術大学大学院修了。1988年シメーヌストリングカルテットを結成し、第1回淡路島国際室内楽コンクール第1位併せて兵庫県知事賞を受賞。以来メンバーとして“東京の夏”音楽祭、NHK―FM、CD録音など各地で活躍。92年からソロリサイタルを定期的に開催している。飯田には95年以来チェロのレッスンのため訪問しており、同団メンバーの指導も行っている。

 躍動感あふれるスラブ舞曲で幕を開けると、三森さんが参加してのチェロ協奏曲。クラリネット、ホルンに続いて独奏チェロが登場。チェロと他の楽器が掛け合いながら第2楽章で穏やかにメロディーをつむぎ、第3楽章の最後には急激に音の高まりを迎えてフィナーレ。技巧的なチェロ独奏や各パートの活躍に、演奏後には出演者をたたえる拍手が鳴り響いた。

 「運命」は冒頭の有名な力強い響きから、優しく穏やかな曲調に。暗く不穏な旋律を奏でた後、一気にメロディーが盛り上がり、繰り返し音を刻みながら華やかに終曲を迎えた。

 同団は来年12月15日、創立20周年記念演奏会を同会場で開く。「オーケストラと友に音楽祭」5周年記念事業の一環として、一般公募した合唱団とともにベートーベンの交響曲第9番を披露する。

  

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