飯田創造館で「下伊那の書展」が開幕

文化・芸能

[ 2010年 5月 29日 土曜日 8時37分 ]

 地域や流派などを超え、さまざまな書が一堂に会する「第8回下伊那の書展」(南信州新聞社・同実行委員会主催)が28日、飯田市小伝馬町の県飯田創造館で開幕した。同館301号室と201号室、ふれあい創造ギャラリーに200点余の額装、軸装作品を展示している。市教育委員会と下伊那教育会、県高等学校書道教育研究会南信支部が後援。6月1日まで、入場無料。

 書の表現と鑑賞を通じて書の文化、芸術を支え発展させるとともに、愛好者のすそ野を拡大することを目的に開催。在住者も含め出品資格を限定せず一人1点、選考は一切行っていない。県内だけでなく、関東や関西、東海地方など全国各地から出品があった。

 今回も飯田下伊那地方の愛好者から県外で活躍するプロの書家まで、経験や流派、社中などにとらわれない多彩な作品がそろった。行書や草書、かなやデザイン化された文字、篆刻や創作など、趣向を凝らした力作が並ぶ。題材も古典から現代詩まで幅広い。プロもアマチュアも関係なく五十音順で展示しており、今年は「や行」から始まっている。

 初日の28日も愛好者らが訪れ、一点一点じっくりとながめたり感想を話したりしながら鑑賞していた。

 高森町吉田から訪れた男性は「自分も書をやっていて、地域の多くの人が出品しているるということで見にきた。みんな自由闊達な書風で、個性が発揮されていていい」と感想を語った。

 今回初めて出品したという飯田市竹佐の鈴木重雄さん(87)は「多くの人が参加していて、いろんな書があって参考になる。みんな立派でうまい」と話した。

 開場は午前9時から午後6時(最終日は同4時)まで。展示作品は後日、南信州新聞紙上で順次紹介する。

  

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