飯田創造館で下伊那の書展が開幕

文化・芸能

[ 2019年 5月 24日 金曜日 16時00分 ]

 「第17回下伊那の書展」(南信州新聞社・同実行委員会主催)が24日、飯田市小伝馬町の県飯田創造館で開幕した。同館301号室と201号室、ふれあい創造ギャラリーに、地域や流派を超えた多彩な195点を展示している。市教育委員会と下伊那教育会、県高校書道教育研究会南信支部が後援。28日まで、入場無料。

 書の表現と鑑賞を通じて書の文化、芸術を支え発展させるとともに、愛好者のすそ野を拡大することを目的に開催。出品資格を限定せず1人1点、選考は一切行っていない。

 今年も飯田下伊那地域を中心に、県内をはじめ関東や関西、北陸、東海地方など、全国各地から出品があった。10~80代と年齢層も幅広く、趣味で取り組む愛好者や指導者、プロの書家による作品がそろった。

 会場には、漢字やかな、篆刻、刻字などの力作が並ぶ。古典の漢詩や和歌、俳句、偉人の名言、大化から令和までの元号を書いたものなど、さまざまな言葉を題材にしている。

 のびやかな淡墨で優しい印象に仕上げたり、太く力強い筆致で書き上げたり、細くしなやかな線で表現した書など、多彩な作品がある。

 プロ・アマチュア関係なく氏名が五十音順で展示しており、ことしは「わ行」から始まっている。

 市内から訪れた女性(51)は「知人が出品していて見に来た。高校時代に書道部だったので、当時のことを思い出した」と語った。

 南信書道会監査役で、初回から出品を重ねる沖村栄勇さん(82)=鼎切石=は「自由に冒険しながら書かせてもらっている。思い切って自分の作品が作れるのは楽しい」と笑顔を浮かべていた。

 開場は午前9時から午後5時(最終日は同3時)まで。展示作品は後日、南信州新聞紙上で順次紹介する。

◎写真説明:「第17回下伊那の書展」会場(飯田創造館で)

  

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