飯田時又灯ろう流し 2000発の花火が夜空彩る

文化・芸能

[ 2015年 8月 19日 水曜日 12時14分 ]

 飯田時又灯ろう流しは16日、飯田市時又の天竜川で繰り広げられた。精霊供養の灯ろうがゆっくりと流される中、天竜川の川岸から打ち上がる約2000発の花火が夜空を彩った。

 時又灯ろう流しは、飯田市や商工団体などによる実行委員会が主催し、ことしで38回目。昭和初期に新盆供養として始まった灯ろう流しを柱に、平和記念行事や打ち上げ花火などを盛り込んだイベントで飯田下伊那の夏の風物詩になっている。

 新盆の灯ろうが長石寺を出発して時又港へ到着すると、約400基の灯ろうが天竜川へと流された。辺りが暗くなると空一面を埋め尽くす大きな尺玉やスターマインが次々と上がり、天竜川に架かるナイアガラや恒例の金魚花火などが集まった大勢の観客の拍手を誘った。

 ことしは「祭りの意義をあらためて見直したい」と原点に立ち返り、これまで同会場で実施してきた世界の恒久平和を願う「平和の灯火」セレモニーは実施しなかった。一方で伝統を若い人たちにも知ってもらいたいと、飯田女子高校書道クラブの部員らが行った写経を灯ろうにはり、会場内の祭壇両脇に飾り付ける新たな試みもあった。

 花火打ち上げ中にドローンが上空を飛行し、注意するアナウンスがあった。

  

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