飯田華道協会が華道展開く

文化・芸能

[ 2013年 6月 8日 土曜日 15時02分 ]

 飯田下伊那の11流派でつくる飯田華道協会(大蔵彌生会長)の第65回華道展が8日、飯田市吾妻町の市公民館で始まった。10流派が創意工夫した84杯を全階に展示している。9日まで。

 流派間の交流と研さんを目指し、終戦直後から毎年欠かさず開いている合同華道展で、流派ごとの特徴が楽しめる。今回は潮式挿花と遠州流、小原流、麻績遠州流、花芸安達流、松月堂古流、新生遠州流、松月遠州流、松葉古流、龍生派が出品している。

 5月から初夏までの花を中心にした作品が多く、涼しげな庭をイメージした作品、山・里・水を表現した作品もある。1階ロビーに展示した玄関花は、潮式挿花の女性2人による二連花。同じ形をした品のある2杯が来場者を迎えている。

 初日は開場と同時に多くの人が訪れ、趣向を凝らした各作品に見入っていた。大蔵会長は「凍霜害や開花時期のずれに関係する影響を心配したけれど、旬の花は使いつつそれぞれに趣向を凝らし、素晴らしい花がそろった」と充実ぶりを喜んだ。

 各流派の師範たちは「花を見て『きれいだなあ』と思うことで、心のあり様も変わってくる」「花はもちろんだが、諸流派の皆さんとの交流を楽しみに足を運んだ」と話していた。

 9日は午前10時から午後5時まで。入場料は300円。

  

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