高森の吉田神社で春季祈年祭開く

文化・芸能

[ 2014年 3月 25日 火曜日 8時22分 ]

 高森町吉田の吉田神社で22、23の両日、恒例の春祭り「春季祈年祭」が開かれた。獅子舞をはじめ、区の伝統芸能保存会(宮島誠会長)が軸となり受け継いでいる多彩な芸能を奉納し、五穀豊穣や里人安穏などを願った。

 保存会の獅子部、囃子部、雅楽部をはじめ、区三役、氏子総代、宮司、保育園、小学校PTA、青少年育成会、公民館、高寿会、交通指導員、交通安全協会などでつくる実行委員会が開催。雨が恒例とされる同祭だが、ことしは初日の夕祭から2日目の本祭まで天気に恵まれた。

 23日の本祭では、組み立てられた屋台の中で囃子方が太鼓や笛、鼓、三味線などを演奏し、可愛らしい法被を着た稚児を先頭にした行列が光専寺の山門を出発。郷倉の吉田保育園で獅子と合流し、神社境内まで練り歩いた。

 神社では雅楽の「越天楽」「五常楽」によって神事が執り行われ、中頃には浦安の舞が奉納された。

 午後3時過ぎに天狗が登場。獅子を見つけると、一歩ずつゆっくりと忍び寄り、眠った獅子に綱を打つと、暴れる獅子から身をかわしつつ、羽うちわで「静まれ、静まれ」となだめた。

 子ども獅子の奉納もあり、小中学生でつくる「子ども獅子笛隊」の笛に合わせ、園児たちが手作りの獅子頭で舞を披露し、歓声を誘った。

 今回ははじめて、外向きのPRも展開し、奏功。地元住民のほか、多数のカメラマンらでにぎわった。

 中塚啓介実行委員長は「例年以上に多くの方に足を運んでもらえて良かった。伝統の祭りを大切にしながら、魅力を伝えていけたら」と話していた。

  

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