高森町で新田諏訪神社春祭り開く

文化・芸能

[ 2015年 4月 18日 土曜日 8時42分 ]

高森で新田虎舞 高森町山吹の新田諏訪神社春祭りがこのほど開かれ、住民でつくる新田虎舞保存会は伝統の虎舞を奉納した。無病息災や五穀豊穣を祈願し、勇ましい舞で観衆を魅了した。

 

 境内では保存会員らが高さ2メートルほどの屋台を備えた虎を舞わせた他、狐踊りや子どもたちによる子狐踊りを奉納した。

 

 獅子舞が盛んな飯田下伊那地域では唯一の虎の舞で、全国的にも珍しいという。

 

 伝統芸能の継承を目的に加わった子虎舞の披露もあった。小学生たちが2人一組になり、虎舞の3分の1ほどの大きさという虎頭に独特の模様が入ったほろを付けて優雅に舞った。

 

 同地区の虎舞は、約300年前の宝永4(1707)年、山吹藩主が繁栄と里の厄難よけ、五穀豊穣を願い、相模の国の僧侶に彫らせ、光明寺観音堂に納めて門外不出としていた虎頭・狐面を、大正4(1915)年の天皇即位の御大典に披露したことが始まりとされる。

 

 虎舞の囃子は勇壮に虎が舞う「真金」と、優雅に舞う「大門」の2曲。一方、狐踊りは端唄の「紀伊の国」に合わせて踊るため、「紀伊の国の舞」とも呼ばれている。

 

 3年前からは子どもたちによる「虎の狐団」を結成し、子虎の舞、子狐踊りの活動も活発化させている。

  

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