高森町の泰山神社で春祭り

文化・芸能

[ 2013年 4月 18日 木曜日 9時36分 ]

 2009年の火災で本殿などを焼き、その後再建された高森町山吹の泰山神社で13、14日、再建後初の春祭りがあった。生まれ変わった本殿前では可愛らしい花踊りや勇壮な屋台獅子などが披露され、多くの住民らでにぎわいを見せた。

 泰山神社は09年4月3日に発生した火災で本殿、神楽殿、社務所のほか、獅子屋台や花踊りの衣装などを保管していた伝統芸能保存施設などを全焼した。春祭りを目前にした一週間前のことだった。

 その後、宮司や地区役員、氏子総代らでつくる再建委員会が立ち上がり、協議を重ね、焼失前とほぼ同じ規模の神社が昨年6月に完成した。氏子250戸に募った寄進は約4000万円に上った。秋田益穂委員長(68)は「ここまで来るには苦労もあったが再建でき、多くの住民の協力と理解に感謝している」と振り返った。

 再建事業にあわせて獅子屋台、囃子屋台、花踊りの衣装を新調した。14日の本祭りで小学4~6年20人による花踊りが披露されると、境内に詰めかけた住民らから大きな拍手が送られた。桜、山吹、若駒などを題材にしたという日本画11枚を組み入れた華やかな囃子屋台もお目見えとなり、来場者の注目を集めた。

 氏子総代長(76)は「生まれ変わった神社でにぎわいが見られた。神社も祭りも、地元の誇りとして大切に残していきたい」と話した。

  

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