高森町の瑠璃寺獅子舞が大津市で特別公演へ

文化・芸能

[ 2019年 11月 19日 火曜日 15時04分 ]

 高森町大島山瑠璃寺の獅子舞が23日、日吉神社総本宮、日吉大社(大津市)で開かれる紅葉まつりで特別公演する。大島山獅子舞保存会(本島勝司会長)は「外で舞うことで若手への継承の励みにしたい」と意気込んでいる。

 日吉大社は、全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮で、比叡山延暦寺の開基後は天台宗の守護神として信仰を集めている。瑠璃寺では開基した1112年に、同大社に分霊を勧請し、境内に日吉神社を設けた経過があり、明治時代の廃仏毀釈後も神仏習合の名残を留めている。

 大島山の獅子舞は、瑠璃寺檀家と日吉神社氏子、大島山区民の150戸ほどによる保存会で伝承する。飯田下伊那の屋台獅子の源流で格式が高く、町内を巡行しないほか、飯田お練り祭りや南信州獅子舞フェスティバルなど外部の催しに出ることがなかった。

 かつて1度お練り祭りに参加したことがあり、当時の会員が担い手の中心となってきたことから「後継者の意欲を高めたい」と外部での公演を模索。短時間の演舞では魅力が伝わらないため、ゆかりのある神社仏閣での公演を探り、2年前には駒ケ根市の光前寺で公演した。

 今年は、日吉神社の鳥居や旗竿を新調した記念に、総本宮での公演を打診。紅葉まつりに合わせた上演が決まった。

 10月から地域の女性らが獅子花作りを行い、18日に練習を始めた。獅子頭には小中学生、高校生も加わる。

 保存会で後継者育成を担当する佐々木清育成部長(66)は「陵王、宇天王の後継者も決まり、鬼や猿などで参加する。外へ出ることをきっかけに若い世代の継承への励みにしたい」と期待した。

 当日は保存会員50人がバス2台で日吉大社を訪問し、午後1時から白山宮拝殿で演舞をスタート。西本宮、山王鳥居へ移動しながら1時間ほどかけて舞う。終了後には、瑠璃寺本尊の薬師如来を祭る東本宮を参拝する。

◎写真説明:日吉大社公演へ練習に励む保存会員

  

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