高森町の萩山神社春祭りに向け稽古始まる

文化・芸能

[ 2012年 3月 9日 金曜日 11時10分 ]

 今月24、25日に高森町下市田の萩山神社で開かれる恒例の春祭りに向け、下市田区民会館で7日夜、稽古が始まった。

 獅子、囃子、獅子曳きの3部門に分かれて稽古。獅子曳き役の小学生3人もそろい、保存会の杉田洋一さん(62)らから指導を受けた。細かい所作について、真剣な表情で耳を傾ける子どもたち。杉田さんは「体調管理が第一。本番で練習どおりのことができるよう頑張ってほしい」と期待を込めた。

 萩山郷土芸能保存会によると今後、合同練習を重ね、また獅子花や草鞋(わらじ)づくりなども順次行い当日に備える、

 萩山神社の春祭りは毎年、南信地方のトップを切って行われる。小学生が先導する3人の獅子曳き(松王、梅王、桜丸)の登場が見どころの1つ。伊那谷獅子の源流といわれる同町大島山の瑠璃寺に伝わる獅子舞は宇天王。一方、萩山神社の獅子舞は、獅子曳き3人によって演じる神楽系の獅子舞という。

 昨年は東日本大震災や県北部地震の発生を受け、祭りの規模を大幅に縮小。会場では義援金を募り、被災地の復興を願った。

 下井美紀男保存会長(71)は「ことしは一日も早い被災地の復興も願い、幸せを呼び込みたい」と話した。

  

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