鯖の姿ずしを奉納 伊豆木八幡宮秋季例祭

文化・芸能

[ 2016年 10月 8日 土曜日 13時19分 ]

直会で供えた姿ずしを切り分ける

 飯田市伊豆木の伊豆木八幡宮で7日、「鯖(さば)ずし祭り」ともいわれる秋季大祭宵祭りが行われ、鯖の姿ずしと、打上げ花火神前花火、大三国を奉納した。各家庭でもサバのちらしずしを食べ、無病息災と豊作などを願った。

 12代270年にわたって伊豆木を治めた小笠原氏が、領内の安泰や戦の勝利を祈願して奉納したのが始まりとされる。郷土料理や行事食として地域に根付いた鯖ずしは、県の無形民俗文化財に指定された。

 氏子総代は地区内の役員らを来賓に迎え、午後6時から神事を執り行った。脂が乗った身厚な秋サバに酢飯を詰めた鯖の姿ずしをお神酒などの供え物とともに奉納。祭典後の直会では供えた姿ずしを切り分けて味わった。

 氏子総代長の今村■一さん(73)は「江戸時代から続く伝統行事。若い世代にも受け継いでいきたい」と語った。

 同日は、境内で氏子青年団による売店やヨーヨーすくい、くじ引きなどの催しが繰り広げられ、子どもから大人まで多くの氏子でにぎわった。また仕掛け花火や大三国も奉納された。翌8日の本祭では浦安の舞が奉納された。

(■は石へんに角)

  

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