黒田人形浄瑠璃伝承館で伊那人形芝居公演

文化・芸能

[ 2012年 11月 14日 水曜日 9時16分 ]

伊那谷人形芝居 2012県民芸術祭参加「第30回伊那人形芝居公演」(伊那人形芝居保存協議会主催)が10日、飯田市上郷黒田の黒田人形浄瑠璃伝承館で開かれた。伊那谷に残る人形芝居4座と2校の中学生が出演。多くの人が来場し、各座による伝統の人形芝居を楽しんだ。

 

 伊那谷で人形芝居の保存・伝承に努める今田(飯田市龍江)、黒田(同市上郷黒田)、早稲田(阿南町)、古田(上伊那郡箕輪町)の4座と、各座の伝承に励む中学校のうち2校が交代で出演。公演を通じて活動の成果を発表するとともに、親ぼくを深める機会としている。

 

 開会式であいさつに立った同協議会の柴登巳夫会長は「昭和50年代に各座の座員の高齢化と減少によって立ちいかない状況になったが、何とか伊那谷の芸能を存続させようと4座が一つにまとまって協議会をつくり、こんにちのように発表会を開けるようになった。きょうは30回の節目。歴史の重みを感じながら各座の舞台を見ていただければ」と語った。

 

 はじめに今田人形座の「戎舞(えびすまい)」を上演。御神酒を飲んで上機嫌になったえびすが、協議会の繁栄や土地の豊作などを祈念しながら「もう一献」と何度も杯を重ねる姿に、観客は大笑い。最後に来場者の健康と多幸を祈って飲み干し、舟で沖に出て大きなタイを釣りあげて舞い納めると、会場からは大きな拍手が起こった。

 

 次に箕輪中古田人形部と黒田人形保存会が発表し、午後には古田人形芝居保存会、今田人形座、高陵中黒田人形部、早稲田人形保存会が出演。人形芝居のほか、三味線研修の成果発表も行われた。

  

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