龍江で今田人形奉納公演開く

文化・芸能

[ 2017年 10月 16日 月曜日 16時22分 ]

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 300年以上の歴史を誇る国選択無形民俗文化財の人形浄瑠璃芝居「今田人形」の奉納公演が14、15の両日、飯田市龍江の大宮八幡宮にある今田人形の館で、秋季祭礼に合わせて行われた。14日は恒例の「宵祭りろうそく芝居」があり、地区内外から集まった人たちが4つの外題を鑑賞した。

 ろうそく芝居は、電灯がない時代の練習や公演に思いをめぐらせた雑談から生まれ、1988(昭和63)年から毎年上演。和ろうそくで舞台を照らす幻想的な雰囲気で人気がある。

 照明、スポットライトは時間がたつごとに減らして来場者の目を慣らし、フィナーレに演じた「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ) 火見櫓(ひのみやぐら)の段」は、ろうそくの明かりだけで見せた。

 この日は竜峡中学校の今田人形座が演じた「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ) 正岡忠義の段」が特に好評で、今田人形保存会の吉澤健さん(82)は「うまかった。特に語りの男の子の声がよく通っていた」と評価した。

 人形劇もこなす飯田市在住の音楽的道化師「ましゅ&Kei」のKeiさんも「中学生が素晴らしかった。今田人形の未来は明るい」と声を弾ませていた。

 15日の本祭りには龍江小学校の今田人形クラブも出演し、「傾城阿波鳴門(けいせいあわのなると) 順礼歌(じゅんれいうた)の段」を演じた。

  

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