住民70人で山出し作業 龍江尾科諏訪神社

文化・芸能

[ 2016年 3月 14日 月曜日 13時44分 ]

 飯田市龍江の尾科諏訪神社(三石芳房総代長)の御柱祭に向けた山出し作業が12日に行われた。地区内の老若男女70人ほどが集まり、2本の御柱を山から約700メートル離れた公民館近くの安置所まで曳き出した。

 同神社の御柱祭は、上郷飯沼から下久堅を経て伝わってきたとされる。1972(明治5)年から始まり、一度も欠かさずに伝えられ、前々回から行事に木遣りが加わった。25回目となる今回は昨年11月に元木祭を行い、男木と女木の2本を伐採して縄打ちを行った。

 この日は神事の後、木遣りの唄を甲高く山に響かせ、山出し作業を開始。木遣りの合図に従って地区民らが結びつけられた綱を引き、休憩を挟みながら半日かけて約12メートルの御柱2本を曳き出した。

 三石総代長は「小さな集落にとって貴重な伝統文化であり、大きなイベント。久しぶりに会う人もいる中で、親睦を深めながら楽しい1日にしたい」と話した。

 同神社御柱祭は4月17日。午前中に安置所から同神社まで里曳きを行う。

  

関連の注目記事

powered by weblio