地元女子児童が浦安の舞 龍江3区の神明社

文化・芸能

[ 2015年 10月 15日 木曜日 15時08分 ]

 飯田市龍江3区の神明社(清水芳一氏子総代長)でこのほど、秋季例大祭が執り行われ、地元女子児童による「浦安の舞」が奉納された。多くの住民が見守る中、古式ゆかしい雅楽の演奏に合わせ、この日に向けて練習を重ねてきた小学3~6年生の7人が舞や歌を披露した。

 同神社創建の年代は明らかではないが、元禄3(1609)年の記録が残る。明治5(1872)年の学制頒布で社務所を小学校として利用した。龍江3区約250戸が氏子となり元旦祈祷、建国祭、春秋季例大祭などで神事を執り行う。中でも春秋の例大祭では小学生による浦安の舞が奉納されている。

 同舞は昭和15(1940)年から奉納され、途中10年ほど中断されたが、平成7(95)年に雅楽の有志などの気運が高まり、小学生高学年が担い手となって舞を復活。春季と同様、今回も指導者や保護者をはじめ、雅楽の演奏者から舞子、歌い手の講習指導を受けてきた。

 神事の後、雅楽に合わせ白と赤の衣装に身を包んだ女の子4人が、鈴と扇を持ちながら優雅に舞を披露。見守った保護者らは、子どもたちの晴れ舞台を写真やビデオに収めていた。

 小学5年の女子児童の一人(10)は「難しかったけど、間違えずに踊りたい」と話し、清水総代長は「伝統をつないでいくのに後継者は大事。氏子の協力あって継続でき、きょうも奉納できることに感謝したい」と語った。

  

関連の注目記事

powered by weblio