1年の無病息災を願い「事の神送り」が芋平出発

文化・芸能

[ 2012年 2月 9日 木曜日 11時22分 ]

 飯田市千代芋平(岡本美智夫区長)で8日、1年の無病息災を願う「事の神送り」が行われた。「馬」と書かれた紙を飾りつけた竹飾りやわら人形のご神体を乗せたみこしなどの行列が旧村境まで練り歩いた。事の神は上久堅を経て喬木村境まで送られる。

 事の神送りは疫病などの原因となる神さまを村の外へ送り出す行事で400年以上前から伝わる。毎年「コト八日」の2月8日に実施。各戸で朝の日の出とともに竹を切り、12枚の「馬」と書いた紙を飾り付け、髪の毛や爪、米などを包んだ紙の袋をつるした。

 神送りの出発点になる芋平集会所には各戸から竹飾りが持ち寄られた。集まった人々は1時間ほどかけて「千早振ふ二月八日は吉日ぞ事の神をば送りこそする」と書いた旗や男女のわら人形のご神体、スギの葉をドーム状にしたみこしなどを用意した。

 準備を整え、鳴り物の練習をした後、銃砲の合図で出発。鉦(かね)や太鼓を打ち鳴らしながら隣接する上久堅蛇沼境まで練り歩いた。村境に到着すると事の神を乗せた竹飾りやみこしなどを置き、後を振り返らないように帰路についた。

 事の神は蛇沼で同様に隣の地区まで送り、リレーのように北上していく。千代野池を起点にした別コースの事の神と神之峰の北東で合流し最終的に喬木村境まで送られるという。

 岡本区長は「行事に詳しい方がだんだんと高齢化しているので、若い世代で受け継いでいかなければならない。これまで毎年8日に開催してきたが、若い世代や小中学生が参加できるよう来年からは休日に開催することも考えている」と話していた。

  

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