260年の節目を盛大に 川路で合同祇園まつり

文化・芸能

[ 2018年 7月 16日 月曜日 14時46分 ]

多くの人が集まった260周年記念の川路祇園まつり

 川路津島神社の勧請260年を記念した川路祇園まつりが14日、同神社近くの特設会場で開かれた。地区内を中心とした約800人が会場いっぱいに集まり、2~8区の演舞を鑑賞した。

 川路の祇園まつりは1961(昭和36)年の三六災害を境に、7つの区が同じ日にそれぞれ開くようになり、互いの芸能を見聞きする機会はなくなっていた。

 今年は大きな節目に合わせ▽伝統継承と担い手育成▽区に対する愛着の醸成▽川路の一体感づくり│をテーマに掲げ、実行委員会(橋本國雄大会長)が合同で開催。県の地域発元気づくり支援金を活用した。

 各区を巡行した屋台や獅子舞は午後5時までに、夜店がずらりと並んだ川路バイパス沿いの牧草地に集合。小学生の金管バンド演奏、開祭セレモニーに続いて演舞を披露した。

 セレモニーで牧野光朗市長は「7つの区が一緒に祭りができるのは、各区の熱い思いと役員の尽力の賜物。川路の一体感を全国にとどろかせて」と祝辞を述べた。

 演舞は迫力のある龍神の舞(7区)で幕を開けると、伝統の屋台囃子や女性の踊り、獅子舞、みこし、子ども太鼓などが続き、津島神社のある4区の旭祇園囃子と白浪五人男がトリを務めた。

 昭和初期から続く白浪五人男は、川路自治振興センター付近にあった回り舞台で、市川団十郎ら大歌舞伎の名優が1カ月の興行を行った史実にちなんだもの。5人そろって大見えを切る場面では、大量のおひねりが飛んだ。

 住民たちは区ごとに座ると、ほかの区の囃子を注意深く聴きながら「よその演奏はなかなか聴けない。よく似た曲がいくつもあり、違いもある」などと話していた。

 橋本大会長は「喜んでもらえると信じ、みんなで知恵を出し、汗をかきながら準備を進めた結果、本当に盛大に開けた」と成功を喜んだ。

  

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