4中学生が人形浄瑠璃サミット

文化・芸能

[ 2014年 9月 9日 火曜日 10時52分 ]

 飯田市の今田人形と黒田人形、阿南町の早稲田人形、上伊那郡箕輪町の古田人形に携わる4校の中学生が交流する「伊那谷伝統人形浄瑠璃中学生サミット」が6日、飯田市上郷の黒田人形浄瑠璃伝承館であった。

 地域で受け継がれる人形浄瑠璃の若い担い手が一堂に会し、互いの活動を見聞きしながら学び合う行事で、13回目のことしは高陵中を当番校に開催。同校と箕輪中、阿南一中、竜峡中から92人が参加した。

 阿南一中の早稲田人形座と竜峡中の今田人形座は、タイプの違う三番叟、高陵中の黒田人形部は「生写朝顔日記 宿屋から大井川の段」を演じ、箕輪中の古田人形座は活動を報告した。

 交流会では小グループに分かれ、練習の方法、上達するために心掛けていることなどについて自由に語り合った。

 当番校として、交流会を盛り上げようと努めた高陵中黒田人形部の部長(14)は「三番叟にもいろんな種類があることなど、いろんなことが知れて、演技もうまくてすごいと思った。交流会を通して他校の活動の様子が分かり、絆もできた」と振り返った。

 伊那人形芝居保存協議会の高田正男会長は「自分の人形が動かない場面でも棒立ちにならず、相手の演技に反応する『受け』をすることで舞台全体が良い雰囲気になる」などとアドバイスし、「人形浄瑠璃で心を豊かにし、学校や地域をよくして」と若い継承者の活躍に期待した。

 来年度は箕輪中を当番校に開く。

  

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