元善光寺 花盛り、彩り豊かに「菊人形・菊花展」

文化・芸能

[ 2009年 10月 16日 金曜日 15時49分 ]

 飯田市座光寺で大正時代から続く秋の風物詩「菊人形・菊花展」(元善光寺菊華会主催、南信州新聞社など後援)が15日、元善光寺の菊人形館で始まった。色鮮やかな菊人形に加えことしは竹宵も並び、来場者の目を楽しませている。
 
 昨年に続いて童謡をテーマに「一休さん」「十五夜お月さん」「みかんの花咲く丘」など5場面、11体を制作。地元住民でつくる菊華会が6種類計約3000株を使い、彩り豊かに高さ150センチほどに飾り付けた。
 
 菊華会副会長の佐藤稲夫さん(72)によると、夏場の暑さなどによって開花時期がやや遅れているが、着せ替える今月末には見ごろを迎えそう。
 
 また展示を前に、麻績の里振興委員会と菊華会、座光寺住民の有志でつくる夢農園のメンバーらが育ててきた小菊鉢200鉢を菊人形館前や境内などに設置。会場を盛り上げている。
 
 元善光寺菊人形は1925(大正14)年、元善光寺駅前通りの開通を祝い、駅前広場に安来節の菊人形を飾ったのが始まり。38年以降、戦時体制などによって2度の中断を余儀なくされたが、61年に菊華会が再編成され、課題を乗り越えて脈々と受け継ぐ。98年の再々開から12年目。菊華会の本多秀賢会長は「この歩みを消さないよう今後も続けていきたい」と話した。
 
 展示は11月15日までの毎日、午前9時から午後5時まで。入場無料。

  

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