大鹿村で歌舞伎教室の発表会

文化・芸能

[ 2018年 3月 14日 水曜日 15時32分 ]

白浪五人男を演じる児童

 大鹿村に江戸時代から伝わる地芝居「大鹿歌舞伎」(国重要無形民俗文化財)の若手役者と大鹿小学校3、4年生による「歌舞伎教室発表会」が11日、村公民館鹿塩地区館であった。

 若者らが発表する場を設けようと、保存伝承事業として2005(平成17)年度に始まり13回目。

 大鹿小の3、4年生8人による演目は「白浪五人男 大鹿の段」で、義賊の5人組が捕り手を前に名乗りを上げる場面を演じた。会場には児童の家族や住民ら約200人が集まり、熱演に拍手を送っていた。

 大鹿歌舞伎愛好会の若手役者5人は、太平記を題材にした「神霊矢口渡 頓兵衛住家の段」を上演。緊迫感あふれる演技で観客を引き付けた。

 主催した大鹿歌舞伎保存会の北村尚幸事務局長(57)は「春の息吹きを感じるようなはつらつとした演技に感動した。後継者育成の場としても続けていきたい」と話した。

 発表会を前に、化粧や着付けなど舞台裏を見ることができる「大鹿歌舞伎ワークショップ~役者ができるまで~」が開かれた。

  

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