清内路に「健康の森」オープン、特産品販売や観光案内を

南信州経済

[ 2010年 7月 15日 木曜日 15時37分 ]

 阿智村が清内路地区の活性化を目指して建設した新拠点施設「清内路健康の森」が17日、伊那谷と木曽谷の中継点にあたる国道256号沿いの清内路峠手前にオープンする。施設内の製めん工場で加工した「菊芋めん」を提供するほか、観光案内、村内産の農産物や工芸品の販売などを手掛ける。

 木の風合いを生かした木造約500平方メートルの施設には、菊芋めんを提供する食堂(36席)、清内路の伝統野菜を含む農産物、加工品などの物販スペース、食品加工所、昼神温泉郷や清内路地区をはじめとする村内と、南木曽の名所・旧跡、伝統文化をパネルと図、口頭で紹介するインフォメーションコーナーがある。

 地域の紹介は住民ガイドグループ「夢先案内人」が常駐して対応し、必要に応じて現地ガイドも派遣する。

 広々とした敷地内にはハナモモやミズナラなどが植えられ、森林浴が楽しめる遊歩道も設ける計画。健康によいとされるキクイモ製品などの健康食品も取り扱う予定だ。

 17日は午前10時のセレモニーに続き、オープン記念イベントとして「小黒川のミズナラ」を題材にしたCD付き絵本「おおまきの唄がきこえる」の原画展、絵本に歌を提供した男女デュオ「雅音人」のコンサートを同11時から開く。

 18日は午前11時から桑原利彦さん(飯田市)と地元コカリナグループによるコンサートを行う。両日とも村商工会と地元食品加工グループ「はなもも会」が屋台を出す。

 施設周辺は旧清内路村時代から開発が検討されてきた場所。村は遊休農地の解消に向けて村内で栽培を始めたキクイモなど機能性食品の商品化、合併後の地域活性化を目指し、約1億5000万円をかけて建設した。

 施設の運営は、地元住民ら61人で2月に設立した農事組合法人「清内路健康の森」(岡本雄太代表理事)が指定管理者としてあたり、南信州清内路製麺(井村伸郎代表)に業務委託した製めん工場は本年度から稼動している。

 岡本さんは「住民の皆さんが施設を有効に使うことで、地域の活性化を実現させたい」と話している。

 問い合わせは同施設(電話0265―46―2077)へ。

  

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