伝統野菜で焼き菓子開発 阿南町の「ぱてぃすり草かんむり」

南信州経済

[ 2015年 1月 28日 水曜日 12時59分 ]

  南信州の伝統野菜、キクイモと清内路かぼちゃを使用したビスコッティ(焼き菓子)が開発され、バレンタインの2月14日から飯田市内で発売する。阿南町富草の洋菓子店「ぱてぃすり草かんむり」(高橋義明代表)が27日、下伊那地方事務所の「おいしい記者会」で新商品を紹介した。

 草かんむりは2013年4月、高橋さんと朝生つぐみさんのIターン2人によって設立。1年目は松岡屋醸造のみそを使ったフランス菓子「おみそめる」で県知事を受賞している。

 毎週火曜と木曜の午前10時~午後2時、阿南病院の入口で行われる「和み市」に、パンとフランス菓子の屋台を出店し始めたが、ふだんは店を持たずにオーダーメードでケーキやお菓子を作っている。

 今回開発したビスコッティは、伝統野菜を中心に、簡単に食べられ「頭と身体をサボらせない味」になるよう心がけたという。保存料などの添加物を使わずに1カ月は常温で保存することができる。

 キクイモをオリーブオイルとゲランド(フランス)の塩で仕上げたビスコッティと、清内路かぼちゃの華やかな色と蜂蜜の甘味、スパイスとレーズンをアクセントにしたビスコッティの2種類。どちらの商品も素材にこだわり、キクイモの土の味と独特の甘味と食感、清内路かぼちゃの栄養素、色、味を引き出すことに成功した。

 企画・営業担当の朝生さんは「お菓子と言うよりおやつの感覚にトライし製作した作品。キクイモは健康面でも腸内細菌に作用し食べ物の消化を助ける作用がある。清内路かぼちゃはベータカロチンやビタミンEも豊富。黄色とオレンジの2色ぐらいある」と説明。干しりんごやチーズ、黒こしょうなどと一緒に食べる方法も紹介した。

 ビスコッティシリーズのキクイモ(20枚入り)清内路かぼちゃ(6枚入り)は一袋600円(税別)で2月14日から飯田市上殿岡のピュアチェ(電話0265・25・4422)で販売する。

  

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