「中心市街は回復遅い」

南信州経済

[ 2020年 5月 28日 木曜日 15時31分 ]

 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の県内解除から2週間。飯田市の中心市街では人の戻りが限定的で、打開策を探る飲食店主からは不安の声が聞かれている。

 ラーメンの老舗、中央通りの中華そば新京亭は、3月から閉店を1時間繰り上げて午後6時半までとし、現在も続けている。アルコール消毒の徹底や客席を壁側に向けるなど感染予防を徹底しているが、飯伊で感染者が確認されて以降、3分の1まで減った客足は戻っていないという。

 店主の伊藤寿彦さんは「そもそも人が街を歩いていない」と現状を語り、「駐車場など交通事情にも理由があるのでは」と話した。

 同様に「人がいない」と話すのは同町のすし処魚魚魯(ととろ)(森元昭代表)の従業員下平真佐江さん。宣言下では「来てくれる常連客のために」と営業開始を早め、解除後は午後6時から午前0時半までとしているが、客は1日に1、2組ほど。下平さんは「おいしいすしを食べてほしい。1日も早い回復を」と願った。

 テークアウトに力を入れている店も多い。銀座の鉄板焼ダイニング銀座ハンバーグは、テークアウト情報を載せた独自の広告を作成。外出自粛で需要が高まった大型連休中は多忙だったという。

 現在の営業時間は午前11時半~午後2時半(2時ラストオーダー)で、夜は予約のみ。店内利用客は依然少ないままだが、小平信之代表は「ネットを通したデリバリーなど新しい営業形態が増える中、新しいことに挑戦するきっかけにもなる」と前を向いた。

 店舗の維持に向け、多くがさらなる支援の必要性を訴えている。伝馬町の焼き鳥「とよ」も補助金を利用する予定だが、3、4月の売り上げは75%減。大将の小川和豊さんは「コロナが完全に無くなることはないだろうから、対策の確立を願うばかり」と話した。客入りは依然として厳しいが「先週の金・土曜日は若者グループが多い印象だった」と回復の兆しに期待を寄せた。

◎写真説明:客席を壁側に向ける店もある

  

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