注目リニア、キラリPR 水引ブローチやピンバッジも一役

南信州経済

[ 2015年 1月 8日 木曜日 13時50分 ]

 リニアが止まる地域を襟や胸元でもアピール―。2027年に開業を予定するリニア中央新幹線をモチーフにした水引ブローチやピンバッジが対外的な地域PRに一役買っている。飯田下伊那地域の自治体や議会、経済団体などで構成するリニア中央新幹線建設促進飯伊地区期成同盟会(会長・牧野光朗飯田市長)が制作。在庫はわずかといい、新年度に向けて、増産や新たな広報グッズの展開も検討している。

 地域の伝統工芸品である水引を使ったブローチは、リニアの車体に見立てた白と青のカラーや結び目が映えるデザイン。期成同盟会事務局の市リニア推進課によると、まだリニアのルートや駅位置が決まっていなかった2010年5月の「リニア飯田駅設置総決起大会」に合わせて啓発用に制作し、参加者約2000人に配布された。

 ルートや駅位置確定後も「リニアのまちをアピールしていくアイテムに」と、追加生産し、一般にも原価で販売。少なくとも600個以上を販売し、現在はほぼ在庫切れの状態となっている。

 牧野市長も公務のたびにスーツの胸ポケットに飾り付けてPR。「トップセールス」用の一回り大きい特注品で、昨年秋に天皇、皇后両陛下主催の園遊会に招かれた際には、秋篠宮妃紀子さまも目を留められたという。

 担当職員は「当初はリニア駅設置に向けた地域の結束力を強めようと制作したグッズだが、その後も評判がいい。(地域PRという)波及効果が継続している」と話している。

 一方のピンバッジは直径約2・5センチで、本年度に1000個を作った。白と青色でリニアの車体先端を描き、金色の縁取りや「リニア中央新幹線」「2027 NAGANO」の文字を配しており、長野大学(上田市)の企業情報学部デザインコースの禹在勇教授が監修した。

 当初は構成約50団体の役職員向けに10個ずつを配布したが、追加希望も多く、現在の在庫数は200個ほどとなっている。

 同事務局は新年度に向けて、増産や新作などを含むPR展開の方策を検討中だが、「人を結ぶ、心を結ぶ」水引を最大限に生かしたい考えだ。問い合わせは市リニア推進課(電話0265・22・4511)へ。

  

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