「煮込み五平もち」「ご縁結び弁当」 おいしい記者会で発表

南信州経済

[ 2016年 10月 27日 木曜日 15時08分 ]

煮込み五平もち

 飯田市本町の五平もち店「在来屋」(松尾邦武社長)が、キリタンポのように鍋やおでんと一緒に煮込んで食べられる新商品「煮込み五平もち」を開発し、11月半ば頃から販売を開始する。県下伊那地方事務所が27日に開いた「おいしい記者会」で発表した。

 「従来の五平もちは焼いて食べるだけであるが、鍋やおでんの時期に一緒に煮込んで家族で食べられる五平もちができないか」。県中小企業振興センターの販路開拓推進員、下沢清さん(67)からこうアドバイスを受けた松尾社長(56)が研究工夫を重ね商品開発を行った。

 鍋、おでんに煮込み五平を入れた時、ご飯が串から外れず、食べやすい大きさにするとともに、ご飯からも旨味が鍋に出る素材として信州黄金シャモ、信州サーモン、天龍村の雑穀米、大鹿村産のコシヒカリを使用した。白米以外は昆布と鰹を味のベースにした。

 真空包装、5本入り280円(税別)。店頭販売と業務用で卸売を予定している。松尾社長は「うどんの代わりに鍋に入れ、できればねぎたれをかけて召し上がって。お手頃の金額で食べていただける」とアピールした。商品の問い合わせ先は、在来屋(電話0265・49・8246)。

 この日のおいしい記者会では、飯田OIDE長姫高校商業科の生徒と法政大学酒井ゼミの大学生が在来屋の協力で共同開発した飯田の水引と地元の食材を使った駅弁「ご縁結び弁当」も発表された。

 環境に配慮した紙の器に盛り付けし、地域材の遠山スギで作ったふたをかぶせ、さらに飯田の水引で飾りつけた駅弁。木のふたは厚さが約1センチあり、まな板にも利用できる。

 弁当の中身は高校生が担当した。メニューは飯田産の「幻豚の豆板醤生姜煮」「ブナシメジと信州サーモンのクリーム煮」「りんごのコンポート」、開田高原産の「芝霧大豆とトマトのサラダ」、清内路産の「清内路かぼちゃの茶巾づつみ」のおかず5品と五平もち3本。

 高校生たちは「5つの食材を食べて金運(かぼちゃ)旅行(幻豚)恋愛(りんご)仕事(青豆)健康(きのこ)の運気上昇」をとアピールする。

 商品を発表した同校商業科の浅井勝巳教諭(38)は「ことし4月から3年生の課題研究の1つとして、10人の生徒が駅弁の開発に取り組んできた。飯田の魅力を発信したい。来年の信州デスティネーションキャンペーンに採用してもらえれば」と話した。

 29、30の両日、東京の品川で開催される観光フェアで販売を開始する。大学生と一緒に販売し、客の声を聞いてリニューアルする。通常メニューは1300円(予定価格)で在来屋で販売する。

  

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