「第一線監督者の集い全国大会」三菱飯田 木沢さんが最優秀受賞

南信州経済

[ 2009年 10月 29日 木曜日 16時34分 ]

 社団法人「日本能率協会」(東京)がこのほど横浜市で開いた「第一線監督者の集い全国大会」で、三菱電機中津川製作所飯田工場の木沢幹夫さん(32)が最優秀となる「大野耐一特別賞」を受賞した。三菱電機としては2年連続、県内での受賞は初めてで、木沢さんは「一緒にやってきた仲間に感謝したい」と喜びを語った。

 製造業の現場において、生産性向上などの改善活動を中心とした現場のマネジメント、管理・監督・指導を計画遂行する立場の実施責任者を「第一線監督者」と位置付け、最適なものづくりの実現に向けたさまざまな現場改善の事例発表を通じて、その役割と改善活動の必要性を再認識することが狙い。

 3年目となる今回は全国5ブロックの地区大会に計47人が参加し、その中から優秀監督者に選ばれた10人が全国大会に出場して、現場マネジメントのノウハウを発表。来場者約230人による投票で優秀賞1人を決定した。

 受賞した木沢さんは、太陽光発電システム部飯田工作課工作係班長として「現場は人なり―活気あふれる職場作りへの挑戦」と題し、生産ラインの増設に伴い新しい作業者が増えるなか、生産や品質の確保が重要になっているとして、活気ある職場を作り、どのように人づくりを実現したか事例を含めて紹介した。

 1995年入社の木沢さんは、換気扇、太陽光パネル組み立てラインを担当後、2005年から太陽光発電システム部に配属。当時現場社員の半数以上が社員外従業員だったこともあり、定着率が高まる職場づくりに励んできたという。特に従業員のモチベーションアップ、活気あふれる職場環境の構築として改善、成果、変化、人、交流の5つを楽しむ「5楽職場」を提案。木沢さんは「派遣社員にとっても、働く環境はとても大切。監督者というと偉い感じがするが、実際に製品を作っている作業者が稼いでいる。いかに作業をしやすくするかが自分の務め」と語る。

 講評でも「快適な職場風土づくりを強力なリーダーシップで実現した点が高く評価された。現場をマネジメントする思いが強く伝わってきた」と紹介された。木沢さんは「仲間も含め、職場を会社外に認められたことがうれしい。これからもコミュニケーションを図りながら、“いまよりも良くする”を念頭に、楽しい職場づくりに励んでいきたい」と抱負を語った。

 大野耐一特別賞は、2007年に創設。トヨタ生産方式を確立し、日本のものづくりの礎を築いた第一人者、トヨタ自動車元副社長の故・大野耐一氏の名を冠した。

  

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