あずさが秘境駅Tシャツを開発

南信州経済

[ 2017年 6月 28日 水曜日 16時09分 ]

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 食品を中心とした土産品の企画販売を手掛けるあずさ(久保田光一社長)=飯田市上郷別府=は、信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)連動企画として、「秘境駅Tシャツ」を開発した。同市上郷黒田の田間一二三さん(78)が墨絵で描いた、小和田駅、千代駅、唐笠駅近くのトンネルをプリントしたもの。7月1日にJR飯田線平岡駅で行われる、南信州地区オープニングイベントに合わせ、同駅をはじめ、インターネットなどで販売を開始する。価格は4500円(税別)。

 土産品を通じ、観光事業に携わってきた同社では、「秘境駅」という地域の観光資源を生かし同キャンペーンを盛り上げるとともに、リニア時代を見据え、南信州地域への観光客誘客につなげたいと、4月に「秘境駅プロジェクト」を発足。秘境駅ツアーに参加する時に着用できる他、部屋の飾りとして利用する人が増えていることなどから、Tシャツの開発に着手した。

 地元製造企業との連携を図ることで、観光と産業が一体となった新しい顧客の開拓を目指そうと、南信州・飯田産業センター仲介のもと、独自の技術によりポリエステル製品に鮮やかなプリントを施す技術を有する、西和テキスタイルプリント飯田工場(飯田市鼎名古熊、本社・東京)と協力。デザインは、ノベルティー関連のデザインなどを多く手掛けるグラフィック製造会社「ケー・グラフィックス」(同市東和町)に依頼した。

 当初は、秘境駅の写真をTシャツにプリントしようとデザインを進めていたがしっくりこなかったといい、同センターの紹介で田間さんの墨絵を活用したところ、柔らかで温かみのある墨絵が、ノスタルジックな秘境駅の雰囲気にぴったり合ったという。

 久保田社長は「墨絵と秘境駅には相通じる部分があるように感じる。食品以外の土産物に挑戦するのはほぼ初めてだが、良い商品に仕上がった。商品を通じて秘境駅を広くアピールし、多くの人を呼び込むことで地域に貢献できれば」と意気込み。

 また、田間さんは「飯田下伊那地域のPRに、自分の絵が役立てると思うと、こんなうれしいことはない」と笑顔を見せた。

 あずさでは今後も、Tシャツのデザイン変更を含め、秘境駅関連のグッズ展開を図っていくという。同商品の問い合わせは、同社産業センター事業部(電話0265・52・1615)へ。

  

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