さわやかな香り漂わせ JA 小梅の出荷始まる

南信州経済

[ 2017年 5月 22日 月曜日 15時27分 ]

出荷された竜峡小梅(豊丘村で)

 飯田下伊那特産の竜峡小梅と飯田小梅の出荷が22日に始まった。豊丘村のJAみなみ信州総合集荷販売センターでは、さわやかな香りの竜峡小梅1・6トンを出荷。出荷は昨年より1週間遅く、やや小玉傾向にある。

 飯伊の小梅は2000年頃まで年間約2000トンを出荷していたが、外国産梅の増加による価格の下落と生産者の高齢化、老木化により生産量が漸減し、14年から400トンを割り込んだ。

 昨年は霜の影響で加工用100トン、青果40トンに落ち込んだ。今年は小玉傾向を踏まえて加工用130トン、青果50トン、全体で200トン程度の出荷を見込んでいる。

 出荷先は県内と中京方面が中心で、加工用はカリカリ漬けの原料として業者に、青果用は卸売市場に出荷される。

 果実課の影原直樹さん(38)は前日に収穫された実について「昨年は非常に少なかったが、今年は天気がよく病気がない。良い実だと思う」と話し、総合集荷販売センターで出荷作業にあたった。

 JAでは「生産量は減ってはいるが、維持を図りたい」としている。

  

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