しらびそ高原で山開き

南信州経済

[ 2019年 6月 28日 金曜日 16時03分 ]

 本格的な夏山シーズンを迎えるにあたり登山者らの安全を祈願する、南アルプス国立公園山開きが6日、飯田市上村のしらびそ高原で行われた。あわせて、7月20日から同所で営業を開始する宿泊施設の開店清払いが行われ、地元関係者ら約40人が出席。安全に登山を楽しむ人らで、同施設をはじめ地区一帯がにぎわうことを祈願した。

 施設は昨季まで、「ハイランドしらびそ」として上村振興公社が市の指定管理を受け運営。しかし、賃金の未払いなどを巡る労働争議を抱えて経営難に陥ったことから、昨年12月に指定を解除された。

 これを受け6月16日から、上村地区出資の株式会社「大空(そら)企画」(北澤良太郎社長)が新たな指定管理者として運営を引き継ぎ、開店に向けた準備を進めている。

 施設名は「天の川」に変更。北澤社長は「しらびそ高原の魅了の一つが星空。中京圏をはじめ、関東、関西と広く施設をPRしていく中で、魅力をわかりやすく伝えることのできる名前にした」と話した。

 今季の営業は11月初旬までを計画。開店から当面は従業員10人体制で臨み、休業日を週2日設ける。「昨季からスタッフが一新され、人員の確保にまだまだ課題が残る。従業員の労働時間を考慮し、宿泊の受け入れなど無理のない範囲で行っていきたい」と力を込めた。

 この日は、上村小学校の児童も参加し、伸びやかな歌声を披露。式典の盛り上げに一役買った。

◎写真説明:山開きに花を添える上村小の児童

  

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