そば粉でマカロンを 地元洋菓子店と共同開発 飯田女子短大

南信州経済

[ 2018年 2月 2日 金曜日 17時24分 ]

短大生と地元洋菓子店がマカロンを共同開発

 飯田女子短期大学食物栄養専攻2年生と、洋菓子店「パティスリー マサ オオシマ」が共同開発したマカロン2種類が26日、飯田市鼎下山の同店で発売される。そば粉を使い、学生が考案したオリジナル商品。1日、同市松尾代田の同短大で記者発表を行った。

 地元企業などと連携しながら加工食品の企画立案、商品作成、ネーミングといった商品開発の過程を学ぶ、食品開発実習の授業の一環。

 昨年度も味噌を使った焼き菓子を共同開発した、同店オーナーシェフの大島正勝さんを講師に迎え、近年人気の高いマカロンを題材とした。

 昨年11月に大島さんから作り方を学んだ後、8班に分かれて1品ずつ商品開発。コレステロール上昇を抑えるタンパク質を含む、信州ゆかりの食材であるそば粉を取り入れて試作し、日持ちや固さ、水分量などを考慮して大島さんが選んだ2品を商品化することにした。

 開発したのは、柚子を取り入れたヒヨコの顔模様の「ピヨヨン」と、生地とクリームに練りごまを入れた「ごまカロン」。大島さんがアドバイスして改良を重ね、1月に商品として仕上げた。

 この日は、2品を開発した班の学生7人と大島さんが出席し、商品化の経緯やそれぞれの特徴を紹介。

 学生らは「マカロンは繊細で、特に生地作りに注意した」「材料を替えたりして苦労したけど、どうするか考えながらするのが楽しかった」などと振り返った。

 「ピヨヨン」を開発した班は「そば粉は、生地にはさんだ柚子クリームに使っている。柚子を入れたことで、酸味があって甘さ控えめでさっぱり味わえるものになった。見た目がかわいらしいので贈り物にしてもらって、見た目や味を楽しんで」とした。

 「ごまカロン」の班は「和の食材を使いたいと、風味のいいごまを取り入れた。バタークリームにそばの実を入れたので食感が楽しめる。食べやすさを考えて塩を加え、ちょうどいい甘塩っぱさになった。幅広い年齢に楽しんでもらえたら」と語った。

 大島さんは「学生さんはいろんな物を作ってくれて、こういう発想があるのかと勉強させてもらった。商品化した物は試作段階から完成度が高く、見た目がかわいらしくていい物ができた。多くの人に知って食べてもらいたい」と話している。

  

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