ていざなすの出荷始まる

南信州経済

[ 2020年 7月 3日 金曜日 15時31分 ]

 天龍村の特産品で、信州の伝統野菜に認定されている大型のなす「ていざなす」の出荷が4日から始まった。生育が遅れた昨年に比べると約1カ月早いスタートだが、ほぼ例年並み。10月末ごろまでに約2万本の出荷を見込む。

 出荷を前に、村ていざなす生産者組合(野竹正孝組合長、組合員数18人)は3日、共同出荷の規格統一を図った。重量は450~650グラム、外観は外皮の色が鮮明で光沢がある、形状は曲がりが20ミリ以内など、この日に実際に収穫したナスを手にとりながら確認。ブランドと品質の維持へ、認識を共有した。

 JAをはじめ蓼科の青果市場や豊洲市場、地元直売所などに出荷し、約7割が県内向け。昨年は長雨による日照不足などの影響で収穫期が遅れた他、出荷量も減少したが、近年は栽培面積約30アール、出荷量約2万本で安定して推移する。

 野竹組合長(78)は「5月中旬の定植からここまで、順調に生育してきた。色付きも良い。毎年好評をいただいており、今年も自信を持ってお届けしたい」と意気込む。

 一方で、「市場で高い評価をいただき需要もあるが、生産者の高齢化が進んでおり、担い手の育成が課題」と話した。

 同組合によると、ていざなすは米なす系の大型なすで、多きものは長さ30センチ、重さ1キロにもなる。果肉がやわらかく甘みが強いのが特長。1887(明治20)年ごろ、神原村(現天龍村神原地区)に住んでいた田井澤久吉さんが東京の種苗店から種子を取り寄せ栽培を開始した。

 当初は田井澤さんの名前にちなんで「たいざわなす」と命名されたが、次第に親しみを込め「ていざなす」と呼ばれるようになったという。

◎写真説明:出荷規格を確認する組合員ら

  

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