はやぶさ2 多摩川精機の部品が搭載

南信州経済

[ 2015年 1月 23日 金曜日 9時01分 ]

 昨年12月に種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」に、多摩川精機(飯田市大休)製造のステップモーターおよび機械加工部品が搭載されている。これまでにも同社の製品は、モータや角度センサーを中心に、「ぎんれい」や「あかつき」、「かぐや」など国内外の人工衛星に搭載され、その実績、信頼性が高い評価を受けている。

 今回搭載されたステップモーターは、赤外線カメラのシャッターを動かす役目を果たし、小惑星の表面状態調査に寄与。機械加工部品は、機体の両端に付いている太陽電池パネルの構成部品として用いられている。

 同社は「製品の信頼性が評価され搭載されたことをうれしく思う。今後も高信頼性、長寿命設計を実現し、日本の宇宙開発に貢献していきたい」とした。

 「はやぶさ2」は、S型小惑星イトカワからのサンプルリターンミッションに成功した「はやぶさ」の後継機で、太陽系の起源・進化と生命の原材料物質解明を目指し、C型小惑星1999JU3のサンプルリターンに挑む。

 C型小惑星は、S型小惑星のイトカワに比べるとより原始的な天体で、同じ岩石質の小惑星でありながら有機体や含水鉱物をより多く含んでいると考えられている。「はやぶさ」と同じく、衝突装置により地下物質を表面に露出させてサンプルを採取する。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、C型小惑星に到着するのは2018年半ばで、1年ほど小惑星に滞在し、19年末ごろに小惑星から出発、20年末ごろに地球に帰還する予定という。

  

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