ふるさと納税のモモ16万キロ 出荷ピーク、全国に発送 JAみなみ信州

南信州経済

[ 2018年 7月 27日 金曜日 16時59分 ]

返礼のモモの箱詰め作業

 ふるさと納税の返礼として寄付者に贈るモモあかつきの出荷が飯田下伊那地域で最盛期を迎えている。JAみなみ信州農産物総合DMセンターは、高森町、豊丘、喬木村の返礼として16万キロを出荷する。自販分も含め、8月2日までに20万500キロを全国に発送する。

 ふるさと納税は、出身地などの地方自治体に寄付すると居住地での税金が軽減される制度。モモは返礼品の一つだが、SNSなどを通じて口コミで広がり、人気の品になっている。

 飯伊では同制度が始まった2009年度から豊丘村が扱い、急激に拡大。4年前からは同DMセンターを通じて発送している。

 現在は3町村に広がり、本年度は高森町が1万5000キロ、豊丘村が11万キロ、喬木村が3万5000キロを発送する。

 ピークを迎えた27日は、豊丘、喬木両村の担当者が松川町大島の同JA松川インター選果場を訪れ、選果や梱包状況を確認した。

 作業は約150人態勢。選果員が外観を、光センサーが内質をチェックし、糖度13度以上のモモが次々と箱詰めされた。

 内山清彦センター長によると、直販の取り扱い量は中生種全体の23%まで伸びていて、平均単価が大幅に増額。流通コストが削減され、農家の手取り所得は15%程度増えているという。

 豊丘村企画財政課の長谷川雅主査(40)は「口コミによる広がりは予想以上。こんなにおいしいモモは初めてという声が多く、手ごたえを感じている」と話した。

 直販向けの出荷は21日に始まり、8月2日まで。猛暑と干ばつで甘さは増しているが、玉の肥大は遅れている。

 台風12号の影響が心配されることから、27日は収穫を急ぐ生産者の姿もみられた。

  

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