りんご並木でシードルコレクション 県内産60銘柄一堂に

南信州経済

[ 2018年 5月 28日 月曜日 15時45分 ]

おいしいシードルに会話も弾む

 NPO国際りんご・シードル振興会(後藤高一理事長)=事務局・飯田市知久町=は26日、飯田市中心市街地のりんご並木で、長野県産のシードル約60銘柄(出展者数32)が一堂に会し、飲み比べを楽しむことのできる「ナガノシードルコレクションin飯田」を開いた。竹宵まつりとの同時開催に、多くの人出。爽やかな風が吹き抜けるりんご並木で、リンゴのお酒でのどを潤した参加者らは、生産者らとの会話を弾ませながら、りんご並木やシードル生産に込められた「ストーリー」も楽しんだ。

 同コレクションは、シードルの認知度向上、消費拡大をはじめ、生産者同士や生産者と消費者とのつながりを生むことなどを目的に昨年初めて同市錦町のシルクホテルで開催し、県外からも多くの若者が訪れるなど盛況。ことしは、「屋外の開放的な雰囲気の中で楽しんでもらいたい」、「飯田でリンゴといえばりんご並木」と、同所での開催を決めた。

 地元の飯田下伊那地域をはじめ、飯綱、千曲、須坂、佐久、軽井沢、伊那など、県内各地のシードル生産者がオリジナルのシードルを出品。生産者それぞれがブースを設け、商品に込めた思いやこだわりなどを伝えながら、自慢のシードルを提供した。

 後藤理事長は「天候など不安な面もあったが、屋外での開催はやはり気持ちが良い。りんご並木にたくさんの笑顔が広がる雰囲気も心地良い」と笑顔を見せた。

 昨年から同コレクションに関わっている、立教大学観光学部の東徹教授は「飯田市のシンボルりんご並木で開催することは大きな意義がある」と強調。今後、シードルツーリズムと地域ブランディングを進めていく上で、「イベントの開催にとどまらず、シードルを身近な生活の中にいかに落とし込んでいけるかがカギ」と話した。

  

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