アンサンブル松川がヒノキ畳床を製造

南信州経済

[ 2013年 9月 4日 水曜日 9時34分 ]

 松川町元大島の知的障害者多機能型施設「アンサンブル松川」は、畳床の製造を始めた。「ウッドウール」と呼ばれる幅2ミリのヒノキを原材料にした試みで、同施設によると、商品化は全国でも珍しい。

 上片桐の工場跡地を購入、昨年12月にはわら畳を縫う長さ12メートル、幅1メートルの製畳機を導入した。町内で建築資材製造などを手掛ける竹村工業のウッドウール約20キロをヒノキの薄板と防水紙でサンドし、機械で圧縮しながら縫い付ける。一般的な化学畳やわら畳と比べ、同施設は「足触りがやわらかい」。防カビや抗菌効果などヒノキの特性も強調する。

 ヒノキを取り入れた畳床の製造例はほとんどなく、独自に研究。強度を高めたり、表面が平らになるよう試行錯誤を繰り返し、ことし7月に完成した。

 県の「信州の木先進的利用加速化事業」を活用して来月から3月にかけてモニタリングを行い、今後の販売展開に役立てる。畳床は、畳表を張る畳の芯。見えない部分の技術も知ってもらおうと、モニタリング方法を工夫しながら売り込んでいく。

 施設利用者が2002(平成14)年の開設時の18人から60人近くに増えたことから、利用者の新たな働き場にする狙い。注文が増えれば利用者の働く場が広がり、給料の確保にもつながるとみる。

 価格は化学畳と比べやや割高だが、量産できれば抑えられる見通し。1日40畳分の生産が可能といい、施設職員は「化学畳、わら畳に続く第三の畳床になるよう営業活動にも力を入れたい」と話した。

  

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