キャンドルナイト開催

南信州経済

[ 2010年 6月 9日 水曜日 8時23分 ]

 竹宵まつり百万人のキャンドルナイトin南信州(実行委員会主催)は「世界環境デー」の5日、飯田市のりんご並木と風の学舎(下久堅)に加え、ことし新たに昼神温泉郷(阿智村)いろりの宿「島畑」(南信濃)の計4会場で開いた。この日は絶好の天気に恵まれ、南信州の初夏の風物詩を楽しもうという住民や宿泊客など約1万人(主催者側発表)の人出でにぎわった。

 昨年の反省を踏まえ、地球温暖化問題を考える機会とする「環境イベント」として、ことしはCO2削減や環境に配慮した取り組みが顕著に進んだ。竹宵に使用するロウソクはすべて植物由来のロウソクを使用。1軒1軒の家庭や店舗で取り組みを進めるため統一参加アイテム(蜜ろうアップル)を作り、これを普及することで地域の隅々にキャンドルナイトの輪を広げていくよう努めた。

 りんご並木では、午後3時から歩行者天国がスタート。本部を置くエコハウスではエコ展示と環境ビデオが上映された。エコ展示では、地域ぐるみ環境ISO研究会のメンバーら11人が、LED電球と豆電球を付属の手回し発電機で点灯させ省エネを体感できる比較実験を行った。蜜ろうアップルのワークショップでは、明星保育園の保育士たちが小学生らにリンゴ型の特製ロウソクの作り方を指導。蜜ろうアップルの販売数は約1500個に上った。

 三連蔵前で行われた竹宵コンテストでは、昨年に続いて団体の部で麻績竹宵の会かぐや姫、個人の部で同会会員の坂下一明さんがそれぞれ優勝した。

 南信濃の「島畑」では、4月に発足したばかりの地域活性化グループ「team MoSse」(山崎仁美代表)が中心になってキャンドルナイトを初めて企画した。和田小学校の児童(58人)や和田保育園の園児(30人)が「世界が平和でありますように」「勉強が上手になりたい」などと願いを書いた竹宵やグラスキャンドルに点灯。池にハート型の蜜ろうキャンドルを浮かべたり、参加者全員が輪になって蜜ろうキャンドルの灯りを次々に点灯し大きなキャンドルのハートをつくる催しなどを繰り広げた。

 山崎代表(29)は「地域を元気にするため、自分たちが楽しいことをやって輝こうと地元の20~30代のメンバー約20人で活動しています。5月の鯉のぼりに続く第2弾として企画しました」

 発案者の針間智子さん(28)は「おひさま進歩の方が見えて話をしたのがきっかけ。以前は夏まつりでロウソクを何百本も八重河内川の河原に立てていました。その復活の意味を込めて企画しました。明かりは影を生むので、夜空の明かりに目が慣れればまわりも見えてきました。多くの方に協力していただいて想像以上のものとなりました」と感謝していた。

  

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