クラウドファンディング開始

南信州経済

[ 2020年 4月 24日 金曜日 15時35分 ]

 飯田市中心市街地の飲食店主らでつくる実行委員会はクラウドファンディング(CF)「南信州・みんなの街、飲食店を応援!」を創設し、24日に専用サイトを開設した。目標金額の567万2520円に対し、支援額は受け付け開始から12時間ほどで150万円を超えた。趣旨に賛同した飯田ケーブルテレビが八十二銀行の私募債を活用して寄付するなど、取り組みの輪が広がりつつある。

 「丘の上」と呼ばれる中心市街地で飲み歩きや食べ歩きを楽しむイベント「飯田丘のまちバル」の実行委員会が中心となって企画。参加の対象エリアを飯田下伊那地域全体に広げ、CFサイト「キャンプファイヤー」に特設ページを開設して支援を募っている。

 この日は、牧野光朗市長ら関係者が集まって会見し、専用サイトが開設したと発表した。正午までの12時間で、支援額は45人から計約159万円に。牧野市長は取り組みの広がりを喜び「コロナに負けない地域をつくる現れになる」と期待を寄せた。

 飯田ケーブルテレビの原勉社長は「中心市街地を含め、飲食店は極めて厳しい状況」との認識を示し、寄付に対する思いを語った。

 事務局によると、寄付した10万円はチケット印刷などCF事業の運営経費に充てられる。

 参加飲食店を公募したところ、1次分は市内外の73店舗から応募があった。2次分は30日正午まで受け付けている。

 支援方法は「プレミアム食事券購入型」と「全額支援型」の2種類。プレミアム食事券購入型は、支援者には支援額に10%分を上乗せした食事券を配布し還元する。返礼として受け取れる食事券は全店共通で、6月22日から11月30日まで使える。

 目標金額は「コロナに勝つ」の語呂にちなんで567万2520円にした。集まった支援金は参加店舗で分配する。

 実行委員長を務める熊谷芳巳さんは「大好きな飯田下伊那地域を、一致団結して明るく希望の持てる街に戻したい」と話した。問い合わせは中心市街地活性化協会内のバル実行委員会事務局(電話0265・52・1715)へ。

◎写真説明:取り組みをPRする牧野市長ら

  

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