テイクアウト情報を発信

南信州経済

[ 2020年 4月 8日 水曜日 17時31分 ]

 新型コロナウイルス感染症の影響で地元飲食店が売り上げを落とす中、テイクアウトできるメニューを紹介して各店を応援しようと、有志2人が立ち上げたSNSのグループ「今こそ助け合い 飯田テイクアウトお店情報」が話題になっている。メンバーは開設から5日ほどで683人に到達。メニューは自薦・他薦で次々にアップされ、注文につながっている。共通パンフレットを作る計画も持ち上がり、早いテンポで準備を進めている。

 SNSのグループを立ち上げたのは、飯田市鼎一色で美容院を経営する北村崇綱さん(36)と、子育て中の介護福祉士、三浦七月さん(39)=同市上村。

 飲食店を経営する知人から「コロナウイルスの影響で客が減り、困っている」と聞いた北村さんが「少しでも力になれたら」と、自分がテイクアウトした料理をフェイスブックで紹介したところ、知り合いから予想以上に反響があり、これを見た三浦さんが「グループを作って輪を広げたらいい」と提案した。

 3日夜に立ち上げると、メンバーは1日200人のペースで増加。メニューと店の情報は店主に加え、各店の利用者からも感想付きで寄せられ、飲食店からは「けっこう電話予約が増えた」「来店いただいたことのない人からも注文が入り、ありがたい」といった感謝の声が聞かれるという。

 美容院経営に加え、PR事業も始める計画がある北村さんは「共通パンフが欲しい」というメンバーの声に応え、クラウドファンディングで資金を集めて実行に移す考え。三浦さんとともに準備を進めている。

 クラウドファンディングで1000円を寄付した人には、店への応援メッセージが書き込める500円分のクーポン券を進呈する予定。

 北村さんは「地元の飲食店が危機を迎えている。形を変えての販売を応援してもらえたら。状況は刻々と変わるので柔軟に対応していきたい」と話している。

 SNSはフェイスブックとインスタグラム。問い合わせはグラバーズヘア(電話0265・49・8359)へ。

◎写真説明:SNSを更新する北村さん(左)と三浦さん

  

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