ヌーベル・ファーム泰阜がトマト直売

南信州経済

[ 2019年 6月 21日 金曜日 16時56分 ]

 泰阜村と飯田市松尾明の丸西産業が共同出資し、市田柿とトマトの栽培を手掛ける「ヌーベル・ファーム泰阜」(同村平島田)は21日、生産拠点の旧北小学校で摘みたてトマトの直売を行った。先週末に続いての開催に、早速リピーターの姿もあり、自宅用に贈答用にと、次々手に取り買い求めていた。

 同社のトマト栽培は、低段密植のポット栽培を採用するとともに、ハウスに設置したセンサーが、気温や地温、水分、肥料濃度などをリアルタイムで計測。最適なタイミングで水や肥料を与えることができ、品質の均一化が図られている。

 品種はしっかりとした果肉と酸味が特徴的な「りんか」。栽培リーダーの三島康世さん(30)は、「今の市場には甘みの強いトマトが多いので、酸味のあるりんかで存在感を発揮したい。甘いトマトというよりも濃いトマトを栽培したい」と力を込める。

 昨年の生産量は約50トン。従来は全量を丸西産業に収めていたが、「地元の人たちに食べてもらう機会をつくりたい」と、昨年初めて直売を実施したところ好評で、今年も14、15日と21、22日に企画した。

 同村田本の女性(84)は、先週初めて訪れ購入。21日も足を運び、「実がしっかりしていておいしかった。摘みたてで新鮮なのもうれしい」と、すっかりファンになった様子だった。

 三島さんは「食べてもらう皆さんに、面と向かって『おいしい』と言ってもらえるのはとてもうれしく、やりがいになる」と笑顔。「この機会にいろいろな感想を聞かせてもらい、栽培に生かしていきたい」と話した。

 22日は午前10時から午後2時まで開催。贈答用については直売会後も予約を受け付ける。問い合わせはヌーベル・ファーム(電話0260・26・2234)へ。

◎写真説明:ヌーベル・ファームでトマトの直売

  

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