ブランド梨「南水」出荷開始

南信州経済

[ 2020年 9月 9日 水曜日 15時00分 ]

 飯田下伊那特産の赤ナシ「南水」の出荷が7日、JAみなみ信州の選果場で始まった。昨年より9日早い。飯田市上郷のJAいいだ果実選果場には同日、市内で収穫された345コンテナ(1コンテナ=約14キロ)が持ち込まれた。

 南水は1990年に高森町下市田の県南信農業試験場が生み出した品種。「糖度が高い」「果実が大きい」「日持ちが長い」の三拍子そろった品種として年々ブランド価値が高まっている。

 飯伊の赤ナシの出荷は、8月中旬の幸水から始まり、豊水、二十世紀へとバトン。南水も始まり、選果作業はピークを迎えている。南水の出荷は年々早まる傾向にあり、JAによると栽培が始まった20年前に比べて約3週間早くなっているという。

 今年は4月の低温による受精不足や7月の日照不足による小玉傾向が見られるものの、この日の平均糖度は14度と高く、食味も良好という。JAは今シーズンに昨年実績を2%上回る17万3000ケース(1ケース=5キロ)の出荷を計画している。

 同選果場の遠山実係長は「日本有数のブランド産地にもなっている南信州の甘い南水を、多くの皆さんに味わってもらいたい」と話していた。

 南水の出荷は10月上旬まで続き、9月20日頃の秋映、シナノスイート、シナノゴールド、サンふじなどのリンゴへとリレーする。

◎写真説明:南水の選果作業

  

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