ホオズキの出荷始まる、盆飾り用に中京圏向けて

南信州経済

[ 2014年 8月 2日 土曜日 10時34分 ]

 ホオズキ出荷 盆の花飾りにするホオズキの出荷が飯田下伊那地域でスタートした。少雨で草丈にばらつきが見られるものの、主役となる実の付き具合は上々。中京圏を主なターゲットに、盆前までに出荷する。

 

 喬木村小川の生産者、松島勤さん方のほ場では、収穫作業が本格化している。

 

 6アールの畑に立ち並んだ幹からはオレンジ色に輝く直径6センチほどのホオズキが垂れ、松島さんらが根元から一本一本を丁寧に刈り取り、束にしてそろえた。

 

 2年に1度ずつほ場を移すなど苦労も多いが、出荷期を迎える喜びは大きいと松島さん。「ことしの実の付きは最高」といい、追い込みに向けた決意を語っていた。

 

 JAみなみ信州によると、飯伊では66軒が計200アールのほ場でホオズキを栽培。飯伊産は質が高く、市場からも人気で、同JAは苗木導入支援などを通じて生産振興を図っている。

 

 本年産は草丈にばらつきがあるものの、近年は長短それぞれに需要があることから、大きな影響はないと見ている。今季は前年度並みの枝14万本、実30万個を生産する計画だ。

 

 中京圏などでは盆にホオズキを盆ちょうちんに見立てて飾る風習があり、需要がある。産地には盆前までに出荷することが求められ、生産者たちは9日までの短期集中で出荷作業に当たる。

  

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