リニアと三遠両期成同盟会が決議

南信州経済

[ 2013年 2月 8日 金曜日 9時35分 ]

リニア三遠南信期成同盟 リニア中央新幹線建設促進飯伊地区と三遠南信道路建設促進南信地域の両期成同盟会の定期総会が7日、飯田市錦町のシルクホテルで順次開かれた。構成する飯田下伊那の市町村や業界団体の代表ら約100人が出席。2大インフラの早期開通や将来の地域づくりに向け、一丸となって取り組むことを決議した。

 

 リニアに関してはJR東海が秋にも環境影響評価準備書を公表し、ルートや中間駅位置の詳細も明らかにする予定。総会で承認された新年度事業計画では、リニア時代を見据えたまちづくり関連の講演会やシンポジウムの開催などを盛った。

 

 両会の会長を務める同市の牧野光朗市長は冒頭、秋のリニアルートや駅位置の確定方針を見据え「戦略的地域づくりの推進が大事になる。構成団体が個々の役割をしっかり担い、全体としての支援と協力に努めながら、県をはじめとする関係機関とも連携し、早期開通に地域一丸でまい進を願う」と呼び掛けた。

 

 リニア将来ビジョンに掲げた「小さな世界都市」、「多機能高付加価値都市圏」に絡めて「地域資源を見つめ直し、生かし、住民が誇りを持って安心して暮らせる地域づくり、他所からも行きたいと思わせる魅力的な地域づくりが大切」とも述べた。

 

 総会決議のうち、リニアは▽県など関係機関と連携し、環境に十分配慮し、地域要望を踏まえた計画になるよう取り組むとともに早期開通を目指す▽リニア将来ビジョンに掲げた地域の将来像の実現に向けて、構成団体が役割を担いつつ戦略的地域づくりを推進する―の2点を掲げた。一方の三遠南信道は、事業の意義や進ちょく状況や見通しも踏まえ「早期完成を目指す」とした。

 

 リニア同盟会の事業計画によると、新年度はリニアへの関心を高め、リニアを見据えた地域づくりを進めるための講演会やシンポジウムの開催、リニアに関する情報の収集・調査、分析などを予定。関連事業費は119万円で前年度より44万円多く盛った。

 

 三遠南信道の同盟会総会では役員選任もあり、副会長に県経営者協会飯伊支部長の萩本範文氏と県中小企業団体中央会下伊那支部長の中田教一氏を加えた。

 

 昨年11月のリニア中央新幹線建設促進長野県協議会の総会では、ルートや駅位置の絞り込みに際して▽飯田線との結節▽水源域の回避▽文化財の回避―などを要望する決議を採択し、JR東海に要望書として提出している。

  

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