三遠南信サミット2010in南信州開く

南信州経済

[ 2010年 11月 13日 土曜日 8時02分 ]

 三遠南信地域連携ビジョン推進会議(SENA)主催「第18回三遠南信サミット2010in南信州」は12日、飯田文化会館とシルクホテルで開いた。これに併せて「三遠南信地域市町村議会議長協議会」の総会、「三遠南信、浜松三ケ日・豊橋道路建設促進議員協議会」の総会、「三遠南信地域経済開発協議会」の役員会、「三遠南信地域住民セッション」も相次いで開かれた。行政、議会、経済団体、住民団体、関係機関の代表ら約400人が参加。「地域主権時代における県境地域連携モデルの推進~融合に向けた自発的な地域づくりの実践~」をテーマに、それぞれの立場で議論、検討を行った。

 飯田、浜松、豊橋の3市が毎年持ち回りで開いているサミットもことしで18回目を迎え、6巡することになった。「平成20年代後半」とされる三遠南信自動車道の全線開通をにらんで、2007年のサミットで合意した「三遠南信地域連携ビジョン」に基づく自発的な地域づくりの気運が高まっている。

 今回のサミットでは、全国各地で県境を越える広域連携の取り組みが行われるなか、長年にわたり交流と連携を進めてきた三遠南信地域の取り組みを「地域主権時代における県境地域連携モデル」として推進するため、連携ビジョンに基づく自発的な地域づくりについてそれぞれの立場で議論、検討を行った。特に、住民セッションでは、南信州地域の20の住民団体連携組織「南信州交流の輪」が設立宣言を行い、正式に発足した。

 サミット全体会の冒頭、開催地を代表してあいさつした飯田市の牧野光朗市長は、南信州地域の14市町村が昨年、全国に先駆けて協定を締結し取り組む定住自立圏構想を紹介。「南信州定住自立圏の取り組みが、県境をまたいだ定住自立圏の連携モデルとして高次の定住自立圏へと拡大し、上流と下流が一体となって定住と自立を目指していく」と述べ、定住自立圏構想が「250万流域都市圏の創造」を目指す三遠南信地域連携ビジョンと深い関係に位置付けられるとの考えを示した。

 また、同市長は「連携ビジョンを推進するためには、平成20年代後半に全線開通を目指す三遠南信道路や、2027年に開通が予定されるリニア中央新幹線といった大規模な交通体系の整備が不可欠」と指摘。「こうした交通インフラを基軸にして、各地域・各界各層における様々な構想、ビジョン、取り組みが有機的に結合されていく。そのことが、今回のテーマである『融合に向けた自発的な地域づくり』を実現させていくことにつながる」と強調した。

 連携ビジョンを推進していくため、08年度に発足したSENAは12年度には新しい連携組織に移行する予定。牧野市長はこれについて「融合に向けた自発的な地域づくりを目指す今回のサミットが、より強力な組織体制づくりに踏み出せるステップになることを切に望む」と述べた。

 全体会に続いて、3市の市長と商工会議所会頭によるトップ対談「地域主権時代における三遠南信地域の目指すべき姿」、「道」「技」「風土」「山・住」の4つのテーマで分科会、報告会、サミット宣言などを行った。

  

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